スケールフリーネットワークは、各種販売促進キャンペーンの企画から
ツール・WEB制作、各種プロモーションの実施、ブランディング等々、
総合的なコミュニケーション戦略を、お客様へご提案しています。

福岡のWEB・広告戦略・ネット集客コンサルのスケールフリーネットワーク

センセーと呼ばれる方々のブランディングがあまりにもナニな件

brand05師業のブランディング

前回書かせてもらった「いい加減ブログを外部でせっせと書くのはヤメた方がいい」とも関連するのですが、政治家、弁護士、医師、会計士、税理士…等など、いわゆる先生と言われる方々のブランディングが、あまりにもひどいと感ずるのです。これらの職種は、「個」がある意味ウリなわけで商品でもあるわけです。なので多くの開業されている方々は、オフィシャルサイトを持ったり、ブログを書かれていたりします。しかし、前回書いたようになぜブログが外部のブログサービスを利用なのでしょうか。意味が判りません。
例を示しましょう。
政治家として将来が嘱望される小泉進次郎先生のオフィシャルサイトは、大変きれいで制作費用をかけられている事もよく判ります。しかし、ブログはどういうわけかアメブロです。折角サイトに訪問してくれた方が、ブログを見てみようと外部のアメブロに行ったとします。そこにグラビアタレントかなんかのブログがあって、ついついそっち方向に目が行ってしまったらどうでしょう。もう、本サイトへは戻ってきてもらえない可能性もあるのです。もしかすると、アメブロでやるのは、違う支持層にアピールするという狙いがあるのかもしれません。であるなら、なおさら本サイトと外部サイトの複数ブログ運営、その使い分けで異なる内容で書けばいい事です。
ブログの複数運営で気になったのが、元内閣総理大臣野田佳彦先生のサイトです。オフィシャルとアメブロ両方で書かれていますが、内容を見て驚きです。ふたつとも全く同じ内容だからです。本サイトではかわら版として、アメブロには本サイトのかわら版と同じですという説明書きはありますし、「野田らしい使い分けを模索して…長い目で見守って」と書いてはありますが、全く同じ内容はないでしょう。むしろこれはもしかするとコピーサイトの評価を受けている可能性もあります。なぜなら、アメブロのタイトルがオフィシャルという名が付けられているからです。SEO上のオリジナル記事はどちらかという基準は、インターネット上へのアップ時間です。全く同じ記事が複数あった場合、もっとも古いものがオリジナルで、それ以外はコピーと判断されてしまいます。従って、この場合アメブロをオフィシャルと謳っていますから、仮にオフィシャルを本サイトかわら版より先に更新してたとしたら、コピーサイトの危険性も無きにしもあらずです。本当の意味での使い分けをお勧めします。
以上の様な例は、何も政治家の方々に限らず多く見かけられる例です。お二人とも結構全国的にメジャーな方で、むしろブランドとしては確立されている方だからいいですが、これが普通の先生だったらどうでしょうか、全くの徒労としか言いようがありません。有名な某経営コンサルティング会社の先生で、中小企業にブランディングの大切さをコンサルをされている方がいらっしゃいます。この方もどういうわけかブログは無料ブログサイトです。自分でブランディングを謳いながら、ご自身のブランディングが全くできていない最たるパータンです。ご自身の実績やこういう事が出来るという事を含め、独自ドメインのもとブログと共にアピールすればいいと思うのですが…。独自のドメインの中に資産として蓄積させ、ドメインそのものを育てるという考え方が必要かと考えます。
上記の例以外でも冒頭にあげたような職種の先生方々で、折角サイトを持たれているのに全く機能していないサイトも多く見かけます。例えば、病院であればの通り一遍の病院内の画像・診療科目の内容・スタッフの紹介・場所(地図)等のページのみで、肝心の「個」をアピールするコンテンツに乏しいと感じます。それであれば、電話帳と何ら変わりありませんし、折角コストをかけ制作した意味がありません。これらの職種が顧客に選ばれる最も重要な要素は、多分「この先生だったら安心できる、信頼出来る」「この先生に相談してみたい」というパーソナルな面だと感じます。であれば、もっとサイトの仕様・コンテンツを変え運用そのものを見直す必要があると感じます。そうする事により、サイトそのものを筋肉質に仕立て上げ検索にも強くすれば、自ずと集客につながるサイトに生まれ変わると思うのです。


※記事はお役に立ちましたか。もし参考になった事あれば何かシェアして頂けると嬉しいです。 


(written by スケールフリーネットワーク)

カテゴリー: SEO対策, ブランディング, ホームページ, 集客 タグ: , , , , パーマリンク