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リニューアル時に注意したい優れたホームページの条件(改訂版)


優れたホームページの条件

過去に「集客できる優れたホームページの条件」という記事を書いていますが、昨今の動向を踏まえ、改訂版としてリライトしますのでこちらも参考にして下さい。特に古いサイトをリニューアルする際に、課題や改善箇所を洗い出しされると思うのですが、その参考にされると良いと思います。



①良いコンテンツを持っている事
サイト内に良質コンテンツを持つという事は、ファンを作り、リピート訪問も増えますから、アクセス数のアップにつながります。それは当然検索ロボットにも評価されることになりますから、結果的にSEO的にも優位に働きます。また良質コンテンツは、コンバージョンへも直結しやすいと思っています。
②レスポンシブWEBサイトである事
スマホの急速な普及に伴いサイトへのアクセスは、パソコンのみならず、スマホやタブレットなど様々な経路からあるようになりました。業種によってはスマホからのアクセスが80%を超えるような企業もあります。従ってサイト運営側も利用者側のアクセス環境に合ったサイト表示が必要になってきます。スマホでアクセスしてきている利用者が多いにも関わらず、PC版のサイトがそのまま表示され文字などが読みにくかったりすれば離脱を招くばかりです。また現在Googleの検索アルゴリズムは、同じキーワードで検索した場合、PCとスマホに表示される検索結果は異なります。スマホにはスマホ対応しているサイトが上位表示されるようになっているからです。仮にあるキーワードでPCの検索結果表示が1ページ目にあったとしても、そのサイトがスマホ対応していなければ、スマホ検索では1ページ目に表示されない可能性があるという事です。
③検索に強い施策が施されている事
上記①と②にも関連性はありますが、検索に強い(SEOに強い)施策が打たれている事です。一般的によく言われるGoogleの検索アルゴリズムの変更(ペンギンアップデートやパンダアップデートと言われるもの)で、「SEOはもう終わった」と言うような人も一部いますが、そうではありません。検索結果表示が存在する以上、SEOはやはり存在します。その意味は誤ったやり方のSEOが終わったのであって、正攻法のSEO常に存在すると思っています。特に現在は、キーワードなどのタグの設定、サイト内リンク、サイト内階層の問題等など内部施策が重要だと考えています。古くに作られたサイトでは、未だにその辺の施策が不充分で、もしかするとこれはペナルティを受けているかもと思われるものもあるほどです。
④何のサイトであるのか判りやすい事
インターネット利用者は、何かの目的を持ってサイト訪問をします。なので訪問の際、目的にかなったサイトなのかどうかある程度判る必要があるし、訪問者の利用価値があるサイトかどうか知らせる必要があります。その為にTOPページでは、明確に何のサイトであるか伝える必要がありますし、他のページを通じても同一のテーマに沿った内容にしなければなりません。そして見やすく、判りやすく、使いやすいく、利用者が目的に達成しやすい作りでなければなりません。
⑤デザイン性がある事
デザイン性は、最も重要な要素とは思いませんが、サイトを訪問した際の第一印象はやはり大きいと思います。サイトの玄関口であるTOPページを訪問した際の第一印象は大きく、残念な事ですが外見で中身を判断する人が多いのも実態です。WEB制作においても「カッコいい!デザインを」というオーダーは多いのですが、ここで言うデザイン性は、本来UXデザイン(User Experience)=利用者の使い勝手であり、色調・色の数・写真とテキストのバランス等などを指しています。この事は、④とも密接に関連しています。


集客できるホームページへのリニューアル、良質コンテンツ制作ご相談ください。


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SNSを活用、集客に成功している企業の共通点


集客に成功するSNS活用法

Webサイトがユーザーに利用されるシチュエーションは、時代と共に変化しつつも、企業側のWEBサイト運用において重要視されるのは、良質コンテンツの提供である事には変わりありません。ただ情報が多く溢れる中、それだけではユーザーが満足する情報提供が難しくなっています。そこでSNSを活用した集客やファン作りを行う企業も増えています。SNSの利用と購買行動の関連性は、密接な関係があると感じていますし、現にトレンド情報の検索にはtwitterやInstagramなどが使われている実態もあります。商品の体験談が書かれた投稿や綺麗な画像の投稿により、その紹介されたモノに対して興味を持たれた事は無いでしょうか。
そこで今回は、当社クライアントを含めSNSをうまく活用して集客やファン作りに成功している企業の例をあげつつ、その共通点をまとめてみます。
①顧客(ターゲット層)とフォロワーが一致している
対象とする顧客に対して、共感を得る、興味を持ってもらえる内容の投稿でなければならないという事です。ターゲット=フォロワーを想定した内容でなければ、ファン作りになりません。SNSは、直接購入や集客に結びつけるものではありません。興味を持ってもらい、ファンになってもらい、いずれその時が来れば利用してもらうという類のツールだと思います。なので自ずと顧客層が興味を持つ内容になってくるはずです。例えばスポーツクラブであれば、対象は健康志向が強い人、ダイエットを目指す人などでしょう。であれば、スポーツクラブを利用する事でこう変わったという体験談などと一緒にスリムになった画像を事例として投稿する方法などでしょう。(ライザップのパターン)
②投稿画像に力を注いでいる
美しくきれいな画像を投稿する事も重要なポイントです。①のようにターゲットに沿った画像を投稿しても、そのクオリティが低いとユーザーには刺さりません。例えば旅行会社の観光地の画像、レストランの食べ物の画像、美容室のヘアスタイルの画像等など、その画像そのものが美しくないと興味を示してもらえませんし、拡散効果も薄くなります。本当にそこへ行ってみたい、食べてみたいと思わせるようなクオリティが必要だという事です。温泉旅館がその周辺の四季折々をそこでしか見る事が出来ないような視点で捉え投稿している事例がありますが、これなどはいつか行って自分も見てみたいと思いますし、フォローや拡散につながりやすと感じます。
最近では、スマホのカメラも向上していますし、Instagramでは美しい画像が増えていますが、表示された目を引く画像で興味を持ち、♯(ハッシュタグ)で検索、より多くの同類画像に触れようとする流れが存在します。画像のクオリティと合わせて♯(ハッシュタグ)の設定も大切です。
③複数のSNSを使い分け連動させている
SNSと言っても色々ありますが、特に情報拡散型に絞れば、twitter・Facebook・Instagramが中心になります。それぞれ特徴がありますし利用世代も少しづつ異なります。それに合わせて内容は変化させ、それぞれに役割分担を持たせ連動するように運用した方が良いという事です。よく本サイトのブログもtwitterもFacebookも全く内容が同じというケースを見かけます。これでは集客効果は薄く、使い分けと連動が大切だと考えます。


SNSの普及が急速に加速する今日、どのSNSから情報を得るかによって情報の価値観や消費行動が起きる時代です。どのSNSをどう使っているかでコミュニケーションの価値観が変わるので、その意味合い・役割を十分理解した上でコミュニケーション戦略を描くことが重要かと考えます。


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MTS Simple Bookingを使って予約システム設置する方法


予約システム構築事例

先日あるスポーツクラブ様より、自社サイトにうまく予約システムを構築する方法はないかという内容の相談がありました。サイトに予約システムを構築する方法として考えられるのは、①プログラムを組み独自予約システムを作る、②有料の予約システムを自社用にカスタマイズして設置する、③無料プラグインを自社用にカスタマイズして設置する(wordpressサイト限定)などが考えられます。相談あった企業様もこの3つの方法の中から現在検討中ですが、この時にご説明したのが当社実施事例で③のプラグインを設置する方法でした。
この実施事例のクライアントはいちご狩り農園で、従来システム会社のパッケージ予約システムを月額使用料を支払い使用されておりました。②の方法を取られていたことになります。しかしながら月額使用料が低額とは言え、ずっと支払続けるとなるとコスト的にはバカにならないのでサイトリニューアルを機にwordpressで構築、予約プラグインMTS Simple Bookingを使うという③の方法を取りました。
この予約プラグインMTS Simple Bookingですが中々の優れもので、時間枠、予約本数(人員)などの設定をあらかじめやっておけば、カレンダーの空き状況から自動で予約を受付け、自動で通知のメールも稼働するというものです。システムに詳しくなくても簡単設置が可能ですので、美容室やエステなどのサロン系企業や趣味・スポーツ・習い事などの教室系企業、病院などの予約フォーム設置には十分過ぎるプラグインだと感じます。上記実施事例の企業様の感想も従来の有料予約システムと比較しても、ほとんど遜色なく同レベルであると評価して頂いています。
設置事例サイト(他社サイトへ遷移します)

※MTS Simple Bookingは、一部他のプラグインと競合があるようです。
※Wordpressサイト構築に関する難しい相談にも対応します。


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そもそもなぜブログは書いた方がいいのか…


ブログの必要性

自社ホームページやサイト運営にあたり、ブログを設置されている所は多くあり、時折なぜブログなのか、なぜブログを書いた方がいいのかという素朴な質問を受ける事があります。
これは実に簡単な事なのですが、運営するサイトのコンテンツは何かという事にあります。集客するサイト運営のためには、対象となるユーザーに喜ばれる役に立つコンテンツが必要です。そのひとつとして、あまりコストもかからず手っ取り早く出来るブログが選ばれているという事だと思います。なので必ずしもブログではなくとも、例えばユーザーの疑問に答えるQ&Aとかでもいいわけです。しかしブログであれば中小企業でも容易に運営できることもあり、コンテンツのひとつとして一番多く利用されているように感じます。
では、なぜそれを書かなければならないのでしょう。様々な意味合いはあるのですが、大きく以下の2点に集約できます。
1.SEO対策の一環として
ブログ記事を書くことによって、記事はGoogleにインデックスされます。ブログはストック型コンテンツですから書けば書くほどインデックス数は増える事になり、その分検索に強くなるという事です。ブログが入り口となってサイトへ訪問してもらえる、言わば導線を作る重要な意味合いがあるのです。重要なのは、対象サイトのテーマに沿った記事を書くという事です。そうする事で必然的に重要キーワードが含まれた記事になるからです。ユーザーがそのキーワードで検索した時、インデックスされたページが検索結果として表示されれば、興味をもったユーザーにそこから訪問してもらえるという流れになります。
2.ユーザーとの関係性を深める
ブログは、サイトの運営者側とユーザーの距離を縮めるコミュニケーションツールでもあります。ユーザーの疑問や不安を解決するような記事がそこにあれば、信頼性が高まり距離感が一気に縮まり問合せなど次のアクションに繋げる事が出来ます。重要なのは、その信頼に足る記事のクオリティです。どこにでもある情報ではなくオリジナリティが高い記事であれば、その評価も高まるでしょうしSNSで拡散されるという事もあるでしょう。


ブログは誰もが手っ取り早くやれるコンテンツとして便利なのですが、その一方でかなりの忍耐力を伴うのも事実です。書けば書くほどその効果は高まるのですが、中々我慢しきれないという状況も生まれます。効果が目に見えて変化するまではある程度時間を伴うので、そこまで我慢しきれない状況です。しかし一端味を占めてしまうと、善循環で面白がって更新される所があるのも事実です。


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WordPress緊急性が高い脆弱性情報


wordpress脆弱性情報

当社でWEBサイトの保守契約をさせて頂いておりますクライアントさんには既にご案内させてもらってますが、この度Wordpress構築サイトにおける緊急性の高い脆弱性情報が発表されていますので、改めてこちらでもお知らせします。
【概要】
オープンソースのCMS(コンテンツマネジメントシステム)Wordpressにおいて、REST APIの処理に起因する脆弱性が存在する事。能動的でかつ認証なしに侵入できるという事で、この脆弱性が悪用された場合、第三者によりコンテンツを改ざんされる恐れがあります。
●影響を受ける対象バージョン WordPress 4.7.0 から WordPress 4.7.1
【対策】
日本国外のIPアドレスを経由したアクセスがほとんどなので、サーバー会社によっては、国外IPアドレスからのアクセス制限を既にかけている所もあるようです。しかし、自分の身は自分で守れではないですが、自ら対策するのが一番です。
●WordPressにログインし、ダッシュボードにてバージョンをご確認、Wordpress4.7.0 および 4.7.1 をご利用の場合は、早急に対策済みのバージョン4.7.2へアップデート行う事で 回避できます
この手のケースで良く聞くのは、「うちのサイトなんか狙っても何もメリットないよ」という声です。そうではなく、侵入されるとそこを踏み台に悪用されるという事です。悪事に加担しない為にも対策をお勧めします。既に多くのサイトでコンテンツ書き換えの被害が出てきている様です。極めて危険な脆弱性であるため、当該バージョンのWordPressをお使いのサイトは、至急のアップデートを推奨します。
※今回は当該バージョンのみですから、それ以外はバージョンアップを早急に行う必要はありませんが、その他の脆弱性が存在する可能性もある為、やはり定期的なバージョンアップは必要です。


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インバウンド(訪日外国人)対策には、まずネット対策

kanko
訪日外国人観光客

2016年に日本を訪れた外国人観光客は、2400万人を突破し過去最高だったそうです。2012年~13年にかけて1000万人を突破するかどうかというのが話題になっていたのが、あれよあれよと言う間に2400万人まで到達しました。伸び率という点では昨年は鈍化したようですが、4年連続の過去最高更新の訪日外国人、国が掲げる観光立国として2020年に4000万人というのもあながち難しい話ではなさそうです。となると、企業や店舗では、国内の人口減、消費減を想定してインバウンド対策を取る事が必要となってきます。事実当社のクライアントさんの中でも、ホームページを多言語サイトにしたり、ホームページの中に外国人向けコンテンツを作ったりという例も増えています。
●インバウンドは大都市から地方へ広がる
訪日外国人の旅行先は、これまで所謂ゴールデンルートと言われる東京・大阪・京都に集中していました。しかし今後は、日本らしさが残る地方への関心が高まっていることもあり、地域の歴史や日本独自の文化を知る為に、より地方へ向かうと思われます。また中国人観光客の爆買いが失速し、買い物より体験型ツアーが重視される傾向にあるという事、大都市のホテルの稼働率が高く予約が取りづらいといった事も背景にあります。「モノ」から「コト」へ関心が移り、例えば地方の温泉、そこで食べられる和食、焼き物作り、日本酒の酒蔵巡り、武道体験、フルーツ狩りなどといった地方での体験型ツアーに注目が集まり始めていると感じます。これは国が掲げる2020年に1人当たり20万円消費ともリンクする事で、モノの消費だけでは限界があり、日本独特の文化に触れ、繰り返し訪日してもらえるような魅力を伝える仕組み作りが必要だと考えます。これは地方創生にもつながり、官民一体となった取り組みが必要で、観光課や公社を中心に既に実施もされていますが、どちらかと言うと官先行で民が遅れているような気がします。
●企業は何からやればいいのか
では企業側はインバウンドに対応する為、何からやればいいのかという話ですが、企業規模や業種によっても異なってきます。最低限の外国語の話せる人材育成、海外向けPOPや冊子制作、多言語サイト制作等などです。これまではほとんど関係なかった事かもしれませんが、海外の方にも自社(店舗)の魅力が情報として判りやすく伝わる施策が必要になってきます。まず最初に取り組まなければならないのは、ネット対策だと思います。なぜなら訪日客のほとんどがネットで事前に情報収集しているからです。来日してからも情報収集しています。その為に、自社(店舗)のホームページを多言語にリニューアルする必要があると思うのです。予算の関係上、多言語サイトに出来ないにしても、最低限外国人向けのコンテンツページがホームページ上に存在すべきです。そのページを見れば、その会社(店舗)の特徴や内容が情報として判るページの制作です。ホームページと合わせて準備したいものが、SNS対応でしょう。特に写真で伝わる「インスタグラム」はお勧めです。例えば、インスタグラムで「♯ramen」や「♯washoku」などで検索してみてください。そうすると「ラーメン」や「和食」の写真が多数出てきます。それらを見て、それを食べたい、そこに行ってみたいとやってくるわけです。ネット社会は、もはや口コミが世界を駆け巡る時代です。これまで訪日観光客には、ほとんど関係なかった業種もあるかもしれません。しかし人口減少が加速する今後、業種に関わらず訪日客の取り込みは重要な戦略のひとつだと考えます。


当社では、ホームページの多言語化、外国人向けコンテンツ制作実施しており、温泉旅館・酒蔵・フルーツ狩り農園等などの実績を持っています。インバウンド観光客向けコンテンツ制作で重要なのは、単純な翻訳ではなく、外国人を如何に引きつけるかという文章制作です。外国人が訳したと思われるへんてこな日本語をご覧になった事はないでしょうか。まさにあれで、日本語をただ翻訳するのではなく、外国人の方が見て自然でニュアンスまで伝わる引きつける文章のノウハウを持っております。
多言語サイト制作・外国人向けコンテンツ制作ご相談ください。


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働き方改革がもたらすもの

hataraku
働き方改革

●労働環境を整えなければ企業は人材確保が難しくなる
政府が進める働き方改革も手伝い、社会全体で働き方を変えなければという動きが目立っています。長時間労働の是正、同一労働同一賃金、女性雇用の推進=復職支援、男性の育児休暇取得促進、正規・非正規雇用間の不合理な待遇差解消等など、様々な問題が取沙汰されています。特に長時間労働を改善する動きについては、昨年位から社会問題にもなり働き方改革の柱にもなっているように感じます。かつて日本は、終身雇用や年功序列といった独特の制度が経済成長を支えて来ました。社員は「モーレツ」に働くことを求められ、CMにもあった「24時間戦えますか」といった長時間労働が会社への貢献度合いを測るような文化があったように思います。しかし、現在では日本は労働時間は先進国の中でも長い一方、労働生産性は極めて低い水準になっています。これは如何に日本人が効率の悪い働き方をしているかという裏付けでもあります。効率的に働き無駄な残業を減らす事は、これから先、国際競争力を高めるとともに優秀な人材確保へとも繋がると思います。大学生が挙げる就職したくない企業のポイントは、残業が多いと休日が取れないだそうです。これからは、「ブラック」と呼ばれるこういった労働環境を整えなければ良い人材の確保が一段と厳しくなると思われます。
●中小企業の人材確保はもっと深刻
上記に書いたような事は、なにも経団連に所属するような大手企業ばかりの問題ではありません。むしろ中小企業の方が深刻で、人材確保が難しくなると思います。中小企業の中でもサービス業におけるブラック化はひどく、同業者間のサービスの差を開店(営業)時間や従業員へのマンパワーによる負担で補っているという側面があります。おまけに労働条件が悪いが為、常に従業員の定着が悪く人材も育たないというのが実態です。ただでさえ少子高齢化、労働人口が少なくなるという環境の中で、こういった問題の改善を進めない事には益々人材確保が難しくなり、将来的にボディブローのように効いてくるものと思われます。むろん永年企業文化として染み付いたものがある事や、働き方改革を頭では理解していてもどこか現実離れした絵空事だと思えるのも解らないわけではありません。しかし、よそ様の企業の問題と捉えるのではなく、やれる所から実行する事が大事だと思います。結局それが企業として存続する事にもつながるわけですから。
●新たにどんな価値を生み出せるか
重要なのは、働き方を変えたあと、働く時間を削るだけではだめで、その後どんな新たな価値を生み出せるかだと思います。新しい価値の生み出しです。それまでと同じ仕事をするだけなら、それに要する時間を劇的に減らす事が大事ですし、減らしたならその分、新しく取り組むものを見つけて、新たな価値を創る事が重要だと思います。結局企業側からすれば、効率的に働くこと(働かせること)を通じて、結果的に高い生産性に結びつかなければ意味がない事なのですから。


人材採用専用サイト制作・コンテンツ制作も承っています


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