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事例からみるよくあるインデックス数が増えない要因

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インデックスされない要因

SEOの重要なポイントとされているのが、サイトの更新頻度です。安定的な検索上位表示を目指すのなら、良質なコンテンツに対して定期的にページを追加、そしてそれが検索ロボットに正しくインデックスされなければ意味がありません。
ところが、この所やたらと質問や問合せで多いのが、「更新しているが、インデックス数が増えない」「全くインデックスされていない」「インデックが遅い」といった事です。ここ1ヶ月でもwordpress構築サイトについて、5件程ありました。ほとんどの場合、簡単な要因ですぐに改善になるものばかりです。
以下に最近の事例からよくあるパターンを整理してみます。
①インデックスさせないコードを書いているケース
お問合わせあったサイトを外から見てもすぐに判る事ですが、ロボットの動きを制御するタグがコードとして書かれてあるケースです。
タグの意味をあらためて説明しますと、
noindex:ロボットにインデックスさせない、言い換えると検索結果に表示させない為の制御タグです。通常は、URLを知っている人だけに公開する場合や制作中で公開前、また意図的にインデックスさせない時に使う事が多いです。
nofollow:ロボットにページ内にあるリンク先(aタグで指定された別ページ)へアクセスさせない制御タグです。指定ページをキャッシュさせたくない場合などに使用します。
noarchive:ロボットに対象となるページの文書・記事を保管(キャッシュ)してほしくない時に使用します。
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画像では、3つ使用の場合を示しましたが、問合せがあったケースでは、「noindex」と「nofollow」というタグが使用されていました。これでは、自らインデックスさせない指示を出しているので、言わば当たり前で、これがこのまま書かれている限り永遠にインデックスされない状態です。web担当者が気付かなかったのか、制作者が知らなかったのかは定かではありませんが、このコードを削除する事で解決です。
②wordpress管理画面上でインデックスさせない指示をだしているケース
wordpressの管理画面の中に「設定」→「表示設定」という項目があります。この中に「検索エンジンでの表示」というのがあり、検索エンジンがサイトをインデックスしないようにするというチェック欄があります。チェックボックスをチェックするとインデックスさせない指示となります。ここでチェックを入れ指示を出すと書かれる記事に①同様のコードが自動的に入る事になります。問合せ事例では、ここにチェックが入っており更新しても更新してもインデックスされていないという状態でした。チェックボックスからチェックを外してもらい、変更を保存で解決です。
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※ちなみにwordpressでSEO対策用プラグイン「All in One SEO Pack」を使用される場合も、設定の中にインデックスの設定項目が同様にあるので、ここもチェックが入ってないか確認が必要です。

③サイトマップのプラグインがうまく稼働していなかったケース
wordpressでサイト構築すると、更新の都度ロボットに対して巡回を促す便利なプラグインが存在します。代表的なものは、Google XML Sitemapsです。これを使用する事により、更新が短時間で検索に反映されるようになるのですが、問合せのケースでは、このプラグインを導入されていたのですがロボット向けサイトマップが作成されていない状態でした。これもプラグインの設定のやり方で解決です。


以上が、よくあるパターンなのですがいかがでしょうか。ほとんど基本的な内容で、うっかりやよく見ればすぐに解決するがほとんどです。


(written by スケールフリーネットワーク)

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