ここ最近、グーグルの検索結果表示が少し変わっているのにお気付きでしょうか?あまり極端な変化ではないので、少し違和感を感じながらも気付かれていらっしゃらない方も多いのかもしれませんが、現在検索結果表示のデザインに変化がおきてます。
以前のものと比較して変わった所は、
①文字サイズが大きくなった事
②検索結果タイトルから下線が消えた事
③タイトル文字数が少なくなった事
④広告枠には黄色表示ではっきり広告と示した事
この4つが大きな変更点で、これは既にタブレットやスマホ画面では採用されていたものですが、パソコンにも適用しようとする動きのようです。ただグーグルの発表によると、まだ表示に不具合があり、どうやらテスト中との事ですが、グーグルの考える方向は見えてきます。
グーグルは、いつの時代も常にユーザー視点でものを考えています。今回の変更点もユーザーの利便性を追求しての試みだと捉えます。まず検索結果を利用者が見やすくする為に、デザイン上すっきり下線を無くし文字サイズを大きくしました。(①と②)文字サイズを大きくすれば自ずと表示される文字数が少なくなります。(③)そして、広告と検索結果が利用者に紛らわしくなく、はっきり判るように区別しています。プレミアムポジションの広告枠には黄色の目立つマークが付きました。(④)しかもプレミアムポジションの広告と検索結果の間には、目立たない程度のラインを入れ、はっきり区別をしています。まさに広告をご覧になられる方は、こちらを見て下さい。ここより下は、検索結果ですよと明確です。どこぞの騙しサイトとは大違いです。どこまでも利用者優先の姿勢を貫いていますね。裏を返せば、サイトのコンテンツもやはり利用者の目的意図に合った、役に立つコンテンツが評価されるという事が再確認できます。
さて、広告担当者もしくはweb担当者は、ここで少し気をつけなければならない事があります。③によるタイトル文字数の減少です。これまでは、全角32文字までは表示されていましたが、画像に例をあげたように28文字位で省略されてしまう事のようです。従って、SEO対策としてこれまでの32文字に合わせてタイトルをつけていたものは、考え方を変えなければならないという事になります。特に企業名(サイト名)やブランド名を最後に持ってきていた書き方は、省略され消えてしまいますから考え直さなければなりません。ブランド力が強い企業(サイト)程、その事は大切だと考えます。(ちなみに、このサイトも企業名を最後に持ってきていますから省略されてしまいます。ただこのサイト場合、ブランド力よりそれ以外の部分でクリック率が高いと思うので変更はしませんが・・・)
以上が、今回の変更で感じる事ですが、先にも書いた通りまだテスト段階らしいので、もう少し見極めてからでもいいかもしれません・・・
(written by スケールフリーネットワーク)