スケールフリーネットワークは、各種販売促進キャンペーンの企画から
ツール・WEB制作、各種プロモーションの実施、ブランディング等々、
総合的なコミュニケーション戦略を、お客様へご提案しています。

福岡のWEB・広告戦略・ネット集客コンサルのスケールフリーネットワーク

取材商法?ちゃんとした広報やればこんなものいらない

i4
ニュースリリースで広報を

年明けそうそう、とある経営雑誌の取材と称して電話での取材依頼を受けました。聞けば、当方の地域の経営者のインタビュー記事を取材させて頂き、全国誌に掲載するとの事。
この時点で、私は「はは~ん」とピンと来たのですが続きを黙ってきくと、インタビュアーにA(大昔にTVなどで見かけたけど、最近はとんと見ない男優さん)を起用し、インタビューに訪問するので、時間を作って欲しいとの事。「案の定きたか」と思ったのですが、そのまま聞いてると取材にあたって取材費を頂くとの事。
「やっぱほらきたな、あなた電話したとこ間違ってるよ、こっちは広告代理店にも勤めてた事ある百戦錬磨のおとこだよ」と言いたくなったのですが、『取材費がかかるというのは、取材では無く、そりゃ形を変えた広告でしょ?』と突っ込みをいれたのですが、「いや、広告では無くあくまでも取材です」と言い張る。
新聞や雑誌の広告には、ペイドパブリシティ(略してペイパブ、記事広・記事体広告とも言われます)というのがあって、記事風のスタイルを取る事によって信頼性を高める広告手法です。取材費と言ってますが、この会社の担当が言ってるのは明らかに広告料と取材料の名目を変えただけの列記としたペイパブです。昔の名前で出ています的、売れなくなったタレントを使いローカルの中小企業の経営者から取材料を取るビジネスモデルです。これでは、タレントをだしにした取材の押し売りと同じです。好みの女優さんと一緒に写真撮影できたり話せたりするならいいよという、かなりミーハーな経営者さんもいらっしゃるでしょうから敢えて詐欺とは言いませんが、こういうどこで販売してて部数が何部あるかもよく判らない雑誌に載せる意味合いが全く理解できません。
通常一般的に新聞や雑誌メディアの取材に費用はかかりませんし、メディアに対してアピールするものがあれば、ニュースリリース等、広報をしっかりやっておけば自ずとまともな取材依頼もあるものです。「メディア取り上げられ率92.8%のニュースリリースのコツ」でも書きましたように、効果的な広報をやる事によって、大きな広告予算を使わずともパブリシティ効果は生み出せるものだと考えます。


※記事はお役に立ちましたか。もし参考になった事あれば何かシェアして頂けると嬉しいです。


(written by スケールフリーネットワーク)

カテゴリー: プレスリリース・ニュースリリース, 広告コンサルティング, 広報 タグ: , , パーマリンク