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今更ながら、なぜコンテンツ更新が重要かと言う話

koushin
良質コンテンツの更新が重要

WEBサイトの運営をされる方にとって、日々のアクセス数や重要キーワードでの検索順位表示は気なる所です。先日も当社クライアントの中でこの部分の思い違いをされているような例がありましたので、再認識の意味で今回のテーマとしたいと思います。
検索順位表示は、メジャーな所で言えば「Google(グーグル)」や「Yahoo(ヤフー)」の検索エンジンが順位決定しています。かつてはそれぞれ別の検索エンジンを使っていましたが、現在はYahooもGoogleの検索エンジンを導入していますから同一検索エンジンと言うことになります。
※余談ですが、同一の検索エンジンを使っているという事は検索をかけた場合、同一の結果にならなければならないはずですが、違う結果が表示される場合があります。通常であればなぜ?となりますが、これはYahoo独自のフィルターをかけているからです。一般的にYahoo!カテゴリ登録サイトかどうか、パーソナライズ検索の違い等などがあると言われています。
●検索結果表示されるのは、Googleにインデックスされたページだけ
タイトルのコンテンツ更新が重要だという意味を理解してもらう為には、まず検索エンジンそのものの仕組みを理解してもらう必要があります。検索結果順位を決めているのは、検索エンジンだと書きました。まず検索エンジンの仕組みについて書きます。
検索エンジンは、世界中に星の数とあるWEBサイトの情報を検索ロボット=クローラーを使って集めています。(WEBサイトは蜘蛛の巣のように張り巡らされている事からスパイダーという事もあります。)Googleのクローラーは、「Googlebot」と呼ばれ聞かれた事もあるでしょう。ではクローラーはどうやってやって来るかというと、リンクをたどってやってくるかサイトマップの提供を受けているサイトへやってきます。(かつてSEO対策の手法のひとつで被リンク対策があり、リンクが販売されていたのはこの為です。現在は無意味なリンクは評価されません、むしろペナルティを受ける危険性もあります。自然なリンクが必要です。)やってきたクローラーが何をやるのかというと、主にサイトの新情報、サイトの変更点、無効なリンクといった情報を集め持ち帰りGoogleのサーバー上にデータベースとして蓄積していきます。これが「インデックス」とされ検索エンジンに認識されたという事になります。検索結果表示には、インデックスされたものの中からしか表示されませんから、更新を重ね、インデックス数が多ければそれだけ検索結果表示の機会が高まり、アクセスへつながるという事が理解できると思います。
やっかいなのは、クローラーは一度の巡回でサイト内の一部の情報しか収集していないという事です。サイトへ一日に何度も訪問の痕跡が残るのはその為です。推測ですがおそらくそれぞれのクローラーにはそれぞれ目的・役割があるのではないかと思っています。従いまして、一日に何度も訪問してくれた方が良いという事は明白です。多いサイトでは一日に1000回~2000回というサイトもありますが、毎日50~100回位巡回しだすとSEO効果は高まると思います。クロールを何度もやってもらった方が、正確な情報と最新の情報を持ち帰りインデックスしてもらえる事になります。結局、クローラーが何度も巡回し、インデックス数を増やすような更新が必要だという事です。
ではどうやってクローラーを呼び込むか。どのサイトをどの位のペースと頻度で巡回するか、それはGoogleのプログラムが自動的に決めている事ですから、はっきりした事は判りません。しかし、XMLサイトマップを設置しその情報を提供しているのであれば、更新都度その情報は伝わりますから呼び込む方法は可能かと思います。
●インデックス数だけでもダメ
コンテンツの更新をマメに行い、クローラーを呼び込み、インデックスしてもらう事によりインデックス数を増やす。それだけでSEO対策は充分かと言うとそうではありません。インデックス数が少なくとも上位表示されているページも存在します。検索エンジンでは、クローラーが持ち帰った情報を元にインデックスされるわけですが、これによりどのWEBサイトがどんな情報を持っていてどんなテーマを扱っているのかまでデータ管理します。それは検索する人がキーワード検索した時、その目的に叶う最適結果を表示させるためです。なのでインデックス数が多ければ多いほど良いのかという事ではなく、合わせてコンテンツのその中身も重要だという事です。一説によるとGoogleが検索者のキーワード検索に関して、その結果表示にふさわしい順位の表示は、200以上に及ぶ判断基準を数値得点化し、一瞬のうちに算出し検索表示しているとも言われています。
更新について私はよく「中身が濃くなる更新を」と表現しています。それは対象のWEBサイトのテーマに沿った関連する内容で更新する事で、中身の充実を図って下さいと言う意味です。よくスタッフブログなどに有りがちな、飲み会しましたとかランチ情報みたいなものでは、コンテンツそのものの評価を低いし、サイトそのものが「薄まる」と思うのです。
●まとめ
結局、検索からアクセス数を取ろうと思うば
インデックス数(=検索機会)×コンテンツの質(検索結果表示順位)=アクセス数
だと思うのです。別の言葉で言い換えれば、質の高いコンテンツを高頻度で更新する事になるわけです。
そしてもうひとつ重要なのは、正しい方法で継続し続ける事です。どうも現代は「待つ」事に不慣れになっているように感じます。ちょっとだけやってすぐに結果や効果を求めたがる傾向にあるように思います。かつては人に連絡を取るにしても手紙を書いて待つという時代がありました。ところが最近はSNSで一瞬にして反応が判るわけです。その影響かどうかはわかりませんが、あまりにも継続し待つという事に我慢が効かなくなっていると思います。表面的な現象に一喜一憂するのではなく、正しい方法で信念を持ち継続する事が重要だと考えます。


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(written by スケールフリーネットワーク)

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