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WEBサイト運営に伴う様々な施策は、誰の為なのか?

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SEOより大事なもの

●SEOにまつわる誤解
先般「どうも最近検索結果の順位が悪くなった」「場合によってはリニューアルも検討している」という相談があり、リニューアルは簡単だけどまずその前に何が問題なのか診させてもらう事にしました。かつてはWEBサイトからの問い合わせも多かったのだそうだが、最近はほとんど無いとの事。重要キーワードでの検索順位も良くない。コンテンツを増やさなければならないという事からまめに更新も行われ、インデックス数もかなりの量が推測できました。しかし、よく調べてみると実際にはインデックスされなければならないはずの数がありません。本来2000を超える数インデックスされなければならない所が、その半分位しかボリュームがありませんでした。原因は「重複コンテンツ」であったと思われます。
聞けばページURLが違えば問題ないだろうという考え方から、同じコンテンツを2カラムと3カラムで見せ方を変え、どちらが効果あるのかテストも踏まえ公開していたとの事。これは明らかに「重複コンテンツ」で同じサイト内に同じ内容のコピーコンテンツが存在した事になります。ページのURLが異なっても同じ内容であれば、検索結果に同じものが2つある必要はありません。なのでどちらか一方だけがインデックスされていたはずです。また重複コンテンツであったが為に本来1つに集まるはずの被リンクも分散していた可能性もあります。ある意味もったいない事です。
上記のようにSEOにまつわる間違った施策や誤解がいまだに多い事に驚きます。例えばコンテンツは多ければ多いほど良いだろうとの考え方から、中身の薄いものを組織的に量産されているケースなども見かけます。これも誤解で、多ければ多いに越したことはないのですがコンテンツは量とともに質も求められます。その証拠に古くから先行してやっているサイトよりも、コンテンツ量が少ないのにも関わらず特定のキーワードで上位表示されるサイトがあるのはその為です。
冒頭の例も「なんでこんな事を?」と質問すると「SEOの為、上位表示の為」という回答が帰ってきました。そうではありません。全ての施策は、SEOの為でもなく、Googleの為でもなく、自社の強すぎるPRの為でもありません。全ては、サイトに訪れてくれる利用者の為であるべきです。
●SEOの本質は
現在のSEOには、技術的な正攻法のものはあっても、結果がすぐ表れる裏ワザ的なものは存在しません。Googleの検索エンジンは、パンダアップデート=高品質のコンテンツかどうか、ハミングバードアップデート=話し言葉による検索認識、パイレーツアップデート=著作権侵害、ペンギンアップデート=ガイドライン違反、モバイルフレンドリーアップデート=モバイル対応、AIベースのランクブレイン=人工知能型アルゴリズム…と進化し続けています。今は有効でも将来はNGとなる施策だってあると感じます。
結局、SEOの本質はそのサイトを訪問する人(時にはターゲット)の為に、如何に役立ち、為になるコンテンツを作れるかという事になるのだと感じます。その事が結果的にGoogleに評価され検索結果に反映されるのだと思います。冒頭の事例は、結果としてコンテンツの整理も含め全面リニューアルとなりました。メインコンテンツの重複を除き訪れる人へ判りやすく表示、別ドメインに存在したブログ等も同一ドメインで集約、すっきり整理された見やすいサイトへ変貌しました。1000程だったインデックス数も公開数日で2600になり、公開3日目にして3件の問合せがあったほどです。


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(written by スケールフリーネットワーク)

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