当社でホームページの制作をお受けした時、必ずお勧めしているのがブログの設置、もしくはそれに準ずる更新頻度が増すものを設置する事です。その理由は、頻繁に更新をかける事でウェブページ=コンテンツを増やし、その事により検索ロボットのインデックス数が増し、インデックスステータスの改善につながるからです。この事はサイト運営をする上では、継続的にやっていかなければならない事です。しかし、個人経営や中小企業が常にコンテンツを増やし、インデックス数を増やしていくのは簡単な事ではありません。それに代わるものとしてブログをお勧めしているわけです。これであれば、日々更新でき、企業のカラー・担当者(代表者・社員)の人となりも出せ、メリットが多い優れたコンテンツだと思っているからです。
※ちなみに当社のこのサイトでは、『コラム』としてWEB制作や広告全般のテーマに即した情報を発信しています。
ブログのメリットを以下に少し列記してみます。
①その企業のカラーや関係者の人となりが出しやすい。
②コメント等読者(ユーザー)との双方向のコミュニケーションが生まれやすい。
③コンテンツ制作に伴う外注コストが削減された上、タイムリーな更新が可能。
④自社の事業や商品に関する同一テーマの内容で書きすすめれば、専門性が増しサイトとして内容が濃くなる。
もっと他にもありそうです。
こういったブログという優れたコンテンツの地道な積み上げは、検索結果にも表れ、人の目にも触れ、結果としてブランディングにつながっていくものだと思います。ところが、時々見かけるのは、折角独自ドメインを持ちホームページもそれなりに立派なものを持っているにも関わらず、わざわざブログをfc2やアメブロなど外部の無料ブログサイトに置いているケースです。実際、この7月の参議院選挙に立候補されてる某議員さんもこれをやられてる方がいらっしゃいます。折角お金をかけホームページをネット選挙仕様にしたものの、ブログはアメブロです(笑)そこに行けばタレントブログのリンクオンパレード、笑ってしまいます。多分落選するでしょうね(笑)かつて、SEO対策の手法として被リンク数を稼ぐ為に意図的にサテライトサイトの位置付けでブログを外部に置くというやり方がありました。しかし、このやり方は実際にはIP分散サーバーを借りるなど少しやり方が異なりますし、このやり方そのものが昨今のSEO対策にはあまり意味をなさないと感じています。このやり方を全く否定するわけではありませんが、折角独自ドメインを持ち、サーバーも借りているのなら、ブログもその中に置いた方がはるかにメリットは大きいはずです。これはホームページが先かブログが先か、もしくは同時制作かもしれませんが、個人的な意見を言わせて頂くと明らかに制作者の無知か提案力不足です。
では、同様に外部に置くデメリットも列記してみます。
①無料であってもあくまでも借り物である事。そのブログサイトの事情により様々な変化がある事。閉鎖も有る得る事。
②自社ホームページとのデザイン統一性に劣り、ブランディングの観点から良くない事。広告表示があったりする。
③GoogleのウェブマスターツールやAnalyticsが使用できない場合もあり、アクセス分析に弱い=正確なアクセス分析が出来ないので正しい対策が打てない。
④機能に限界がある。(例えばWordPressのプラグインであればほぼやれない事はない)
⑤一端、本サイトから出ていったら戻ってきてもらえない可能性もある。
もっとあるのかもしれません。良い事と言えば、無料な事位でしょうか。
ブログを外部に置かれているweb担当者の皆さん、ぜひ内部に設置する事をお勧めします。またリニューアル等を検討されるのであれば、ぜひWordPressでの構築もお勧めします。SEOの観点からも有利です。
(written by スケールフリーネットワーク)