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どんなにデジタル化が進んでも手帳だけはアナログらしい


60%以上がアナログ派

来年の手帳・ダイアリーが文具店や書店に並ぶシーズンがやってきました。みなさんは、どんな方法でスケジュール管理をやっていらっしゃるでしょうか。

毎年日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)は、手帳のトレンド調査を実施しその傾向を発表してます。今年も「手帳の使い方に関する調査」として20~60代男女約1000人のデータを発表してます。それによると、2013年の手帳は①益々手書き派(アナログ派)が増える ②サイズの大型化が、トレンドのようです。

データをグラフに加工したものがありますが(図)、これをみると益々デジタル化が進む中で、ここ数年手帳に関してだけはアナログ派が60%いるわけです。ただ、このデータそのものが手帳を提供している機関が発表してますから、全く鵜呑みにできるものではないと思いますし、大昔はほとんどが手書きのアナログのみだったでしょうから、捉えようによっては、30%以上はデジタルツールに食われているという事になると思います。
しかしそれでも、ここ何年かでユーザーは、デジタルツールを試し、そしてまた手書きに戻り、またデジタルに戻り、再度また手書きに戻るなど、その繰り返しが行われているのではないかと感じます。今年スマートフォン利用者は大きく増えましたから本来ならもっと2013年はデジタル派が増えても良さそうですが、どうもそれにははっきりとした仮説がありそうです。

デジタル派をやめ、手書き派に戻った人のその理由データがあります。

操作が面倒(41.1%)

絵や図が自由に書けない(27.8%)

何となく(25.2%)

機能が複雑な為(12.6%)

これは、ある程度想像通りなのですが「さっと自由にいつでもイラストや図入りのメモが書けない」という事だと思います。

そして、私も実は今年1年デジタル派の使い方を行いました(笑)元々手書き派ではあったのですが、今年1年だけは、完全にデジタルでやってみようと昨年の暮れに決意し、その使用感を言わば実験したのです(笑)感想を言うと、やはり冒頭に書いた日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)の調査結果通り、2013年のトレンド①手書き派が増える②サイズの大型化は、納得するデータだと感じます。

私は、今年スケジュール管理をPCを基調として、それをスマートフォンと同期化、打合せや会議などのTODOをはじめ、クライアントさんとのアポイントメントなど全てのスケジュールをデジタル管理しました。時間になると知らせてくれるので忘れることも無くなりましたし、急なスケジュール変更などもモバイルであるスマートフォンにすぐ同期しますから一元管理という点でも良かったと思います。問題は、すぐに思いついた時にイラストや図など入ったメモが書けないという事です。まさに手書き派に戻った人の理由とおなじです。

私の場合、仕事柄アイデアや企画を何かの拍子に思い浮かぶ事があります。それは概念図であったり絵だったりする事もあるわけです。そういう時、やはりさっとメモしたいという事になります。今年はEvernoteなどと複合的に使いデジタルデータで残す事になりました。Evernoteは、これはこれで利用価値は高いのですが、やはり「思った時にぱっとメモれる」、これに勝るものはないような気がするのです。

私の結論は、スケジュール管理には便利だけどそれ以外の部分でまだ手書きがいいかな・・・という事です。

という事で、本日来年の手帳を買いました(笑)

(written by スケールフリーネットワーク)

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