今回は販売促進(SP)ネタです。先日、あるクライアントさんで顧客アンケート調査をやっているが、その調査データが思うように集まらないという相談がありました。自社顧客に対して郵送やメールによる意識調査をやられていたわけですが、単に依頼するだけで回答者に対するメリット感が薄かったので、何かノベルティを付けてはどうですかという提案を実施する事でデータの回収率が倍増したという事例がありました。
よく街角で毎日のように配られているポケットティッシュやボールペン・試供品、新規オープン店の粗品などノベルティによる販促をよく見かけます。継続してずっとやられているという事は、それなりに効果もあるという事ですが、そもそもこのノベルティは何なのでしょうか。ノベルティの役割は、ほとんど以下に集約できます。
①ブランディング
社名・商品名・サービス名などの認知度向上=新商品のPR、オープン告知などはこれに含まれると思います。
②顧客情報の獲得
ノベルティと交換に氏名・年齢・名刺・アンケートなど顧客情報の獲得=展示会・イベントなどでの名刺やアンケート獲得
③お礼
感謝の気持ちを伝える謝礼・記念品=周年事業の記念品や粗品、おまけ的役割
冒頭の事例は、②と③という事になります。ノベルティグッズには、通常社名やブランド名・電話番号などが刷り込まれる事が多いですから、繰り返し使ってもらえるものであれば、自然に名称やロゴが目に入り、意識しなくてもブランドが頭の中に刷り込まれる事になります。では何でもいいかと言うとそうではなく、まれにノベルティが配られた周辺のゴミ箱がその品で溢れるという事もあります。こうなると逆にマイナスイメージとなります。ではどういった視点でノベルティ選びをすれば良いかと言うと、
●日常生活で利用頻度が高いもの
●繰り返し使ってもらえるもので便利さを感じるもの=あると便利
●捨てるにはもったいないもの
●市場に流通していないオリジナリティがあるもの
●数に限りがある希少性の高いもの
●コストが比較的かからないもの
などが最適ノベルティの条件でしょうか。
こうして見るとよく街角で配られているポケットティッシュは、いくつかの条件を満たしているのがよく判ります。やり方によっては大きな宣伝効果と販売促進につながるノベルティ、自社の目的と予算に合わせて商材を選択可能ですし、ターゲットの性別や年齢層に合わせてグッズを決めることでより大きな効果を生み出すと思っています。
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(written by スケールフリーネットワーク)