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オリンピックから見えてくるブランドの持つ力と影響力

panelimgブランドの影響力は大きい

いくつもの感動を生んだオリンピックも終ってしまいました。
オリンピックは、全世界に放送・配信されるわけですが、オリンピック憲章の中で「広告」については、厳しい制限を設けています。通常の世界選手権などであれば、スポンサー企業の広告が会場にあったり、選手インタビューの背景にあったり、選手の個人スポンサーがユニフォームに貼られていたりします。
しかし、オリンピックではそういったものを一切禁止しています。それでも例外があり、道具やユニフォームのメーカーなどは、そのロゴの表示に大きさの制限を設け表示を認められていますので、各社工夫をこらしその宣伝効果をねらっています。
例えば、アメリカチームのオフィシャルユニフォームはRalph Lauren(ラルフローレン)で、各競技ユニフォームはBURTONやNIKEでした。またイタリアチームは、EMPORIO ARMANIを起用していましたし、特に個人的に目立っていたなぁと思うのは、フランスチームのLACOSTE(ラコステ)で開会式でもロゴが際立っていたように感じました。
それ以上に目立ちこれは反則だろうと思ったのが、スキー板のブランドで、その中でもスノーボードの板裏の表記です。エアのジャンプ時に中心に大きく映し出されますし、メダリストの映像となると繰り返し放送されますから、広告料に換算すると莫大な金額です。この板の裏面いっぱいの表記の仕方(大きさ)は問題ないのかと思い、調べてみたのですがこれにも例外があり、通常は上記にも書いたように表記の大きさに制限があるのですが、スキー板などついては市販のものと同じデザインであれば、そのまま使用していい事になっているようです。
スキージャンプの板裏のブランド名も、板の大きさが他のスキー板より大きい為目立っていましたが、これも同じ理由です。
聞けば、スノボハーフパイプで銀・銅メダリストの平野歩夢くん・平岡卓くんの使用モデルは問合せ殺到との事ですから、やはり広告効果絶大ですね。
全く余談ですが、金メダリスト羽生結弦くんのSP使用曲=パリの散歩道も、ゲイリー・ムーア(故人)というギタリストの曲ですがこちらも収録アルバムが売れてると言いますし、かつてキム・ヨナが身につけていたピアスが爆発的に売れたという話もありますから、やはりオリンピックの影響度が大きい事が判ります。
各メーカーが、規定された範囲内でいかに自社ブランド・ロゴを目立たせるか、アンブッシュマーケティングさながらのギリギリのせめぎ合いがよく判り思います。


(written by スケールフリーネットワーク)

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