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売れるWEB通販、売れるかどうかは実は売る前に決まっている

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顧客にラブレターを

当社が関わるホームページ制作や運用において、WEB通販(ショッピングサイト)の案件もかなりのご依頼を頂戴しています。その全ての企業が順調とまでは言いませんが、大半は順調に推移しています。東北の震災や今回の熊本地震など、予想もしないアクシデントで一時的に影響を受けても、ほぼ安定的にネット販売で稼いでいます。あらたに参入する中小企業もありますが、売れるかどうかは実は販売前の綿密なマーケティングと準備計画で決まっているように感じます。
●最も重要なのは何を売るかより誰に売るか
ターゲティングの重要さです。相談を受けた時に必ず「顧客は誰ですか?」という質問をするのですが、「20~40歳代の男女」とかアバウトな回答が多く、ここが明確になっている企業は少ないです。商品開発が、市場の声を反映して作られたものなら自ずとその部分は絞られるでしょう。しかし商品が経営者や一部の担当者の思い入れで作られものは、往々にしてこういうケースが多いです。こういう場合であっても、販売前には必ずユーザーの声を直接聞く改善・改良期間が必要だと感じます。声を聞くユーザーは知り合いなど周囲の方でも構いませんが、全く無縁の方が正確な声が得やすいです。こうした聞き取り調査を行えば開発者側の迷いも生じないでしょうし、ターゲットも明確になり、通販には付きものの開発ストーリーも生まれるというものです。
ユーザーの声を元に商品開発に活かせたら、自ずと顧客ターゲットは明確になるはずです。これも出来るだけ絞り込んだ方が後の展開がやりやすいです。(例えば、小さい子供を持つ30歳の主婦とか)なぜなら、商品を買う状況やプロセスが具体的にイメージできますし、それによって広告展開・WEB制作・コンテンツ制作も変わってくるからです。
●計画目標を関係者の共通認識にすること
中小企業によくあるのは商品は勢いと盛り上がりで作った、とりあえず販売はスタートしたものの、中々思うような成果が出ない、目先の数字にばかり目が行き、関係メンバー間に少しづつ不協和音が生じ出すといった流れです。こうなると小手先の対策に追われる場合が多くなり、適切な問題解決にならない事が増えます。商品開発から販売計画まで少なくとも1年から3年の目標計画を組み、マイルストーンを設定するべきです。それを元にメンバー間の役割を明確にし鮮明なゴールイメージを共通認識として持てば、少々の計画のずれは解消できるものです。なにより組織としてメンバー間の信頼・一体感が生まれるのが大きいです。
●通販の制作物はラブレターと同じ
通販を始めると制作物が増えます。ネットショップ、パンフレット等印刷物、DMなどです。これらの制作にあたっては、好きな人にアピールするラブレターのような気持ちで作らなければなりません。「あなたと付き合いたい」「あなたに喜んでもらいたい」「あなたに幸せになってもらいたい」と言った思いが伝わる制作物でなければならないという事です。売り込みが強いと思いが伝わるは、別次元です。受け取る側の気持ちが揺さぶられる、そういう制作物でなければなりません。よくあるのは「うちの商品はどこよりも優れているから大丈夫!」という声です。はたしてそうでしょうか?モノが豊かになり世の中には良いモノが溢れています。その中でお客様の支持を受け評価されていくには、ターゲットに正面から向き合い訴求する制作物が必要だと感じるのです。


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(written by スケールフリーネットワーク)

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