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葉っぱビジネスが町を活性化させた

TVニュースや様々なマスコミでも取り上げられたので知ってる方も多いと思いますが、 徳島県の山間部にある上勝町(かみかつちょう)で、年商2億6000万円と一大産業として大成功を収めた 「葉っぱビジネス」というのがあります。 特に特産物もなく過疎化が進む中で、一人のJA職員が山で採れる葉っぱを料理の「つま」として販売する ビジネスを考案しました。もみじや桜、笹、南天等など山で採れる300種以上の季節の葉や花を販売するのです。 販売先は、都会のホテルや料亭という事になります。今では上勝町ブランドの「つま」として確立しているほどです。 発注側(ホテルや料亭など)は、必要に応じて葉っぱの種類・量などをインターネットを使い約200名からなる受注側(生産者)へ 発注の依頼を出します。これに対して供給可能な生産者は、同じくインターネットを使い回答を出し受注・商品発送という流れを 取るのですが、高齢者の方がその端末であるパソコンを使いこなしているのにも驚かせられます。 1つ1つの利益は決して大きくはありませんが、年商が2億を超え、中には年収1000万以上稼ぐ生産者も入るとのこと。 予想以上の収入を生み出した事もさることながら、このビジネスのすごい所は、採取を行う人に高齢の女性を 採用している事です。 過疎化が進む中で、高齢者に働く喜びと大きな生きがいを与え、町を活性化させた点で優れたビジネスモデルだと思います。

★ビジネスモデルとして優れている点

○町おこし的に町の特長を生かした商品開発である事

○ブランド化で町を活性化させた事

○高齢者に働く喜びと生きがいを与えている事

○ITを活用し受注の仕組みをシステム化している事

(written by スケールフリーネットワーク)

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