スマホ普及に伴いネットショップへのアクセスもスマホからが多いという事もあり、ネットショップをスマホに最適化、ランディングページをスマホにも設置する企業が増えています。全アクセスに占めるスマホアクセスが、70%を超えるショップもあるからです。しかしスマホ最適化にもちょっとしたテクニックが存在し、単にスマホサイトを作れば売れるかと言うとそうでもありません。スマホ対応しアクセス数は伸びても、コンバージョン率(CVR)はほとんど変わらなかったり、コストパーアクション(CPA)もパソコンよりスマホの方が高いという例も往々にしてあります。
そこで今回は、ネットショップスマホ版ランディングページ制作における注意すべき事を案内します。※当方の経験則に依るものといくつかの実験実証に依るものです。
①文字のサイズは大きく判りやすく
これは誰もが想像する通りなのですが、文字サイズは大きく判りやすくが鉄則です。PCに比べサイズの小さいスマホでは何より「読みやすさ」が重要です。意味のない装飾も不要です。
②ファーストビューでメリットポイントが明確
最初に開いたページTOPで内容のメリットポイントが一目瞭然で判る事。下へスクロールしなければ内容が判りにくいようでは離脱率も高くなります。スクロールさせ他をみてもらえるかどうかもココ次第です。
③「見栄え」と「見やすさ」は違うという事
デザイン上の見せ方でよくあるのは、良く読んでもらいたいが為に画像や見出しのレイアウトを工夫する場合があります。しかしスマホには視認性が大切で、あまり奇抜なデザインは目で追うのが大変です。例えば画像でもジグザグに配置されるより、ストレートに並んだ方がスクロールした時に見やすいのは当たり前です。
④CTA(Call to Action)ボタンは大きく
スマホでリンクボタンを押したら全く希望していないページへ飛んだ事はないでしょうか。申し込みや資料請求などネットショップにおけるCTA(Call to Action)ボタンは、生命線です。如何に大きく押しやすくするかは重要です。ボタンの形、色、文言を長くしない等がポイントです。当方の実験では、大き目グリーンの丸型、アクションを示す短ワードを含むが効果が上がっています。
⑤「見せたいもの」と「見たいもの」は違うという事
欲張ってPC版のようにたくさんの情報を見せる必要はないと考えます。導線だけを考え、顧客ターゲットが見たいと思われるものだけをシンプルに見せれば良いと思います。
他にも細かなテクニック的な事はあるのですが、上記がスマホサイトにおけるランディングページ制作上注意すべき主な事です。以上を踏まえてランディングページ制作することで、やみくもに制作するよりは高い効果が生まれると思っています。しかし「最適」の形は、時代背景や顧客ニーズの変化に伴い変わっていくのが常です。ひとつのページを制作したらそれで満足するのではなく、常にA/Bテストを繰り返しつつ、移りゆく顧客ニーズを敏感に捉え、柔軟に対応していくことで成果の出るネットショップへ成長すると思っています。
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(written by スケールフリーネットワーク)