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年末年始のTVを見て感じた事

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ゆるキャラ紅白出演

普段はあまりテレビを見ない私ですが、年末年始はあまり変わり映えのしない番組編成と思いつつも見ていました。そこで感じた事をまとめてみました。

①ゆるキャラ「ふなっしー」テレビ出過ぎやろ・・・ヒャッハー
昨年、一昨年とゆるキャラブームになっていますが、最近「くまモン」に代わって目立ってきたのが千葉県船橋市のゆるキャラ「ふなっしー」です。お正月恒例の富士フィルムのCMに出るわ、ついにはNHK紅白に迄出演です。いくら何でも出過ぎやろ・・・と思われる方も多いと思うのですが、同じゆるキャラでありながら「ふなっしー」と「くまモン」は、少し違う性質のものです。
くまモンは、熊本県公認のPRキャラクターであり、県の名刺を持つ列記とした公務員です。(確か営業部長だったかと)なのでテレビやイベントなどへの出演も広報活動の一環なわけです。
一方、ふなっしーは千葉県船橋市のゆるキャラとは言いつつも、市非公認のゆるキャラです。当初一般の方が市の為に発案、行政へ公認申請をされたらしいのですが、市が公認しなかった事情があるようです。(※現在では、当人がはっきりと、どの商業団体や自治体にも属していない、船橋市とも関係ないと言いきってます)そうこうする内にゆるキャラブームの中、他のゆるキャラとは違うあの独特の「俊敏な動き」「自らしゃべる」という特長も有り、人気に火がついた模様です。
従って、かたやゆるキャラの着ぐるみを着た「タレント」であり、一方は「公務員」です。タレントである以上、出過ぎと言われようが稼ぎ過ぎと言われようが、関係ない事です。本出そうがDVD売ろうが勝手ですし、とやかく言われる筋合いはありません。むしろ営業上手と言ってもいいかもしれません。でもタレントだという事は、すぐに消えてしまう=飽きられてしまうという事も秘めているわけです・・・
②韓流コンテンツ(韓流ブーム)は、終った
ここ数年韓流ブームであり、韓国のドラマがテレビで人気になったり、韓国のタレントが日本で活躍したりというケースが目立っていました。これは、2009年に韓国政府がコンテンツ振興院を設立し、国家プロジェクトとしての戦略も背景にあったわけです。そういった事もあり、NHKの紅白歌合戦に複数のアーティストが出演という年もありましたが、昨年、一昨年と2年連続で出演がありませんでした。これは一説には現在の外交状況もあるのではないかと言われていますが、私はそれは直接的には影響していないと思います。あるとすれば世論です。
昨年11月に産経新聞とフジニュースネットワーク(FNN)が合同で実施した、世論調査があります。その中に、韓国を外交・経済活動の相手として「信頼できない」とする割合が7割近くもあるのです。「嫌韓感情」が高まっているデータです。世論のデータは正直であり、これはこれまでブームとしてあった韓国の音楽、韓国のドラマ、韓国の映画といった韓流コンテンツが終焉を迎えた事を示す表れではないかと感じています。
③お正月テレビCMは、相変わらず偏り
お正月の民放テレビCMは、昨年は番宣ばっかりだったような気がしますが、今年もアベノミクスで景気の回復傾向にあるとは言うものの大きくは変わってなかったように映りました。業種的に好調の自動車メーカー、ゲームコンテンツ会社、初売り系があった程度でそれ以外はあまり変わり映えしないメンバーだったような気がします。
企業のプロモーションのやり方も大きく変わり、広告予算の割振りも、マスメディアからネットへ大きくシフトしているのではないかと感じています。


(written by スケールフリーネットワーク)

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