WEBサイトを管理されるWEB担当者さまにおいては、日々自社サイトの検索順位やコンテンツ改善に努力されている事と思います。今日は、SEOも大事だけど、やっぱりコンテンツは最重要だよという話です。
SEOとは、ご承知のように「検索エンジン最適化」(Search Engine Optimization)であり、その対策を取る事をSEO対策と言っています。
一方UXOとは、「ユーザー体験最適化」(User Experience Optimization)の頭文字です。
WEB担当者や制作者視点では、前者が検索エンジンを意識したウェブサイトを構築する事であり、後者は検索ユーザーを意識したウェブサイトを構築する事だと認識しています。タグの書き方、重要キーワードの出現率、テキストの文字量、ページ数、被リンク数等など、これらは検索エンジンを意識したSEO対策です。
一方、UXOはサイトへのアクセス解析(検索キーワード・閲覧ページ・人気記事・閲覧数等など)から
●自社商品購入者は、こういう情報を求めているはず
●競合他社にない情報を提供する
●本当は教えたくないノウハウ提供
等など、常に検索ユーザー目線にたったコンテンツ設計・制作を行う事です。
検索ユーザーがサイトを訪れ本当に役立った、目的が達成できたという成功体験は、お勧めのWEBサイトとしてSNSで拡がったり、役に立つサイトとして自然な被リンクが生まれたりします。コンテンツが優れていれば、検索ページ以外の複数ページも見られ結果的にサイト滞在時間も長くなり、検索エンジンからの評価も高くなります。
コンテンツの重要さは常日頃からお話しておりますし、時代の潮流も現在はSEOよりコンテンツです。それでもいまだにまるでSEO病にかかっているかのように、SEOを重要視されている企業がある事は残念な事です。胡散臭いSEO業者の情報に惑わされることなく、堅実なコンテンツ構築が結果としてSEOにも効いてくるものだと確信しています。
検索したユーザーが目的や課題を解決できる課題解決型WEBサイトを目指さなければなりません。ところが、一般的には自社商品やサービスの一方的な情報提供になりがちです。その商品の生まれた背景・意義、うんちく、ノウハウ等など、検索ユーザーの課題解決を想定した構築や改善が必要だと思うのです。
(written by スケールフリーネットワーク)