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福岡のWEB・広告戦略・ネット集客コンサルのスケールフリーネットワーク

ホームページの問合せを増やす5つの方法

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「自社商品の販売を全国でインターネットを通じて低コストでやりたい。」「ホームページはあるけど、問合せが少ないので増やしたい。」等といった相談が、よくあります。技術的な事や対象の商品・企業によってもやり方は色々あるのですが、ホームページから問合せを増やす最低限の事は、以下の事に集約されると思っています。


①アクセス解析によりサイトを日々改善する
よくあるのが冒頭の様なお悩みを持たれていても、実際には正確に自社サイトの実態を掴まれていないという事です。ホームページは、作ったら終りではなく日々の改善が必要となってきます。その為には、ホームページの現状を正しく掴む事です。どこが良くてどこが改善ポイントか把握されていないケースが往々にしてあります。1ヶ月のアクセス数はいくらなのか、どのページが見られているのか、どのページから
離脱しているのか等といった事です。例えば、新規訪問率は一般的には70%以上が好ましいですし、直帰率は50%以下位がベストです。そういった目指すべき基準値に対して自社サイトはどうなのか、改善ポイントを掴みそれに対して日々改善を繰り返す事が大切です。
②リスティング広告の必要性
短期的に集客を図ろうと思えば、広告も必要です。その中でもリスティング広告は、広告投資が効果的に数値で掌握でき、予算配分なども効果に応じコントロール出来る点で低コストだと感じます。
リスティング広告では、まず対象キーワードを最低でも50は準備する必要があると思います。(いずれ先々では100、200と増やす必要があります)この中から、表示回数が多くクリック率1%を超えるものを重要キーワードとし、このキーワードについて常に上位表示(3位以内位を目安に)されるよう広告料金を増やしていきます。重要キーワードには、コストをかける事が大切です。ただし、いきなり多くの予算投下という事ではなく、少額から始めて効果が出だしたら徐々に増やすやり方が好ましいと思います。例えば、最初は10000円位からスタートして、30000円、50000円、100000円と増やすやり方です。
リスティング広告を実施する際、重要な事は必ずLP(ランディングページ)もセットに考えないといけない事です。よくあるのは、広告により折角TOPページ等に集客できてもすぐに離脱され、一向にコンバージョンに至らないというケースです。その為によく練られたLPを準備し、リスティングによりそのページに誘導する事が重要です。理想は、1重要キーワード毎に1LPを準備するのがベストではあると思いますが、これはコストとも関係しますから優先順位が生じるかもしれません。
③SEO対策に即したチューニングを施す事
SEO対策については、一時期ほど重要視されなくなったと感じています。なぜなら、上位表示されたからと言ってホームページに来てくれるとは限りませんし、仮に来てくれてもコンバージョンにつながらなければ何もならないからです。しかし、SEO対策が全く無くなったわけではなく、やはり最低限の事は実施しなければならないと思います。特に、重要キーワードに対する内部施策は忘れてはならない事です。
このサイトで推奨しているwordpress構築であれば、SEOもプラグイン等で効果的に行えます。
④ソリューションサイト制作
判り易く言うと、対象商品に特化したサイトを本サイトとは別に作り、本サイトへの入口を増やす方法です。本サイトとは違う別ドメインで制作するのが好ましいと思います。そして、対象商品の特徴や事例、効果、競合があるのであればその違いなど掲載し、その商品の事が何でも判るページ作りがいいでしょう。重要なのは、こちらが伝えたい事を一方的に伝えるのではなく、マーケットインの発想でユーザー側の知りたいであろう情報を載せる事だと思います。
⑤サテライトサイト制作
こちらも④同様、考え方は本サイトへの入口を増やす方法です。但し、④と違うのは売り込み色を無くし、知りたい情報を載せる、ユーザーにとって便利なサイトだという事です。言わばファン作りのサイトのイメージかもしれません。FacebookなどSNSも作り方によっては、サテライトサイトの位置付けになると思います。


※キーワード設定やLPの制作には、かなりのノウハウが必要です。またソリューションサイトやサテライトサイト制作にも、商品や業界によって作成するコツが存在します。


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FacebookなどSNSでモノが売れない理由と本来の活用の仕方

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SNS

ちゃんとした通販サイトをお持ちのある企業さまが、Facebookがある種ブーム的になった頃、Facebookでも販売目的のご利用されておりました。つい最近、そこがどうもfacebookでは売れないという事でご相談がありました。
武雄市の地元密着型物産通信販売サイトの所でも書いたのですが、まずFacebookではモノは売れません。武雄市のサイトも元々は「FB良品」として、Facebookページからスタートしました。ところが、Facebookではモノは売れない事を悟られたのかどうかは判りませんが、2012年12月にリニューアルされ他自治体も参加するモール型ネットショップとなりました。(余談ですが、さらに本日2013年9月4日付けでサービス名が「JAPAN satisfaction guaranteed(ジャパンサティスファクションギャランティード)」に変わる模様です。短期間にこれだけ変わるというのは、何か課題があるのでしょう。この件は今日のテーマとは直接には関係ないので、また別の機会にでも書きたいと思います。)
そもそもなぜSNSでモノが売れないかというと、モノを売りたい企業側とSNSを利用しているユーザー側のミスマッチが大きな理由だと思います。主なSNSのユーザー側の利用目的は以下です。
Twitter:コミュニケーションツールとして単純に何か情報発信したり情報収集ツールとして使われている事が多い。
LINE:主な無料電話機能もさることながら、こちらもコミュニケーションツールとしてメールやチャット代わりに使用されている。
Facebook:実名登録のコミュニケーションツールで、友人間の情報交換など情報収集として使われる。
いずれもコミュニケーションツールとして、情報収集に使われています。そして、ユーザー側がその目的に応じ上手に使い分けているのが感じ取れます。にも関わらず、企業側の一方的なプロモーションが行われるのでミスマッチが生じるのは当然と言えば当然です。コミュニケーションの場として期待しているのに、モロ広告になるわけですからいやですよね。それは消費者心理に立って見ればすぐに判る事です。違った目的でやっているのに、そこに良い商品があったとしても、すぐに出会った商品を買おうとするでしょうか・・・。むしろそういう売り込みは無意識に避けていませんか。結局、SNSは即その場ではモノを買わない、モノは売れないという事になるわけです。Facebookから撤退する企業があるのも納得いきます。


では、SNSは企業として利用価値は無いかというとそういう事ではなく、やり方によってはその効果はあると思います。
以下に本来の活用法をまとめてみました。
①売り込まない次ステップへのフックに活用する
一方的な売り込みやプロモーションはNGです。販売をその場で完結するのではなく、情報収集に利用されているわけですから、あくまで情報提供に留めるべきです。自社商品や業界のお役立ち情報を定期的に発信する→自社サイトや実店舗へ誘導→いずれ顧客になってもらうといった流れを構築するのが好ましいと考えます。
②ファン作りに活用する
自社あるいは商品のファンになってもらう、情報提供を行う事です。商品のこだわりや開発秘話など、ここでも重要なのは一方的になり過ぎず売り込まない事です。あくまでさりげなく情報提供の姿勢がいいと思います。ファンになってもらう→いずれ顧客になってもらう→できれば拡散もしてもらうという流れの構築でしょう。
③消費者のナマの声を拾う場にする
自社商品や競合他社商品の消費者の声をうまく吸い上げれれば、商品開発に活かせるでしょう。実際に利用する立場の消費者の声は貴重です。
④自社サイト・実店舗への誘導に徹する
新商品・キャンペーンなど告知のみに留め、サイト・店舗への誘導に徹する事です。詳細は興味ある方のみ来て下さいというやり方ですね。


結局、SNSでは「一方的にならない」「売り込み過ぎない」が好まれます。活用のやり方によっては、サイト・店舗誘導、商品開発、顧客サポート、ブランディングで大きな効果を生むものだと感じています。



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同じ様にWordPressを使うにしても、WordPressとWordPress.comの決定的な違い

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WordPress

先日ある初めてお会いするクライアントさんとの会話で、こんな会話がありました。
「ホームページは、今の所ブログでやってます。Wordpressを使ってます。」
「それはいいですね。Wordpressは素晴らしいでしょう。プラグインを使えば色んな機能が拡張できますよ。」と私。
ところが、Wordpressのダッシュボード(管理画面)にプラグイン等のメニューも無いとの事、プラグインの存在もあまりご存じなかったようなので「??」と思い、後で判ったのですがこの方はWordpressを「Wordpress.com」で使われていたのです。
ご承知のようにWordpressは、PHPとMySQLを使い作られたブログ用のソフトウェアです。(※カスタマイズによりブログ以外用途の使用も可能)一方Wordpress.comは、Wordpressを使って誰でも無料で開設できるレンタルブログのサイトです。言うなれば、アメーバブログやライブドアブログ、Yahoo!ブログと同じ事です。無料のレンタルブログサイトの為、機能には制限があります。冒頭の事例はこれが原因です。本来Wordpressでサイト構築すればダッシュボードメニューの「外観」と「ユーザー」の間に「プラグイン」が存在しますが、Wordpress.comの方のダッシュボードにはこれがありません。(画像参照)レンタルの為、何でもかんでも自由ではないと言う事です。

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従って、同じWordpressを使ってると言っても使われ方が大きく2つ存在します。
ひとつは、オープンソースソフトウェアとして無償公開されているWordpressを自身のサーバー等にダウンロードして、自身でカスタマイズして使う方法。もうひとつは、既にインストール済みのWordpress.comよりレンタルで使用する方法です。
どちらにもメリットはあるのですが、ビジネス用途で使われるのであれば、以下の理由で前者のWordpressをダウンロードし、カスタマイズご利用をお勧めします。
①独自ドメインのサイトに設置した方がいい事
ビジネス利用であれば、自ずとドメイン取得もされることでしょう。であれば、サイト全体をWordpressで構築・カスタマイズされた方がサイトアドレス標記等も好ましいです。Wordpress.comで開設した場合には、サイトアドレスは通常「●●●●●.wordpress.com‎」となりますが、独自ドメインを使う場合は「●●●●●.com」が使用できます。またあくまでレンタルですから自分のものではないという事になります。
独自ドメインを持つという事になれば、ドメイン使用料とサーバー使用料が発生しますが、年間数千円~位ですからさほど負担にはならないと思います。
②カスタマイズする上での自由度の違い
カスタマイズする上での自由度が大きくちがいますから、デザイン面での表現などブランディングに影響します。ビジネス利用であれば、ブランディング以外にも後々のコンテンツ拡張・リニューアル等も視野に入れオリジナル構築が好ましいと感じます。
③プラグインを自由に使える事
Wordpressの最大の特徴とも言うべきプラグインが自由に使え、サイトの目的に合わせ自由に機能拡張出来る事です。それは外観を変えたり、SEO対策を
取ったり、SNSとの連携を図ったりと実に多彩です。Wordpress.comではこの最大の特徴とも言うべきプラグインが使えませんから、ビジネス用途としてはお勧めできません。
④高度な解析サービスが使えない事
Wordpress.comは、Googleアナリティクス等外部のより高度な解析サービスが使えません。なので細かなアクセス解析を必要とするビジネス用途には不向きです。


Wordpress.comにも始めようと思った時すぐに無料で始められるというメリットはあります。個人で単純にブログのみを使う場合はいいでしょう、しかしビジネス用途で最初はブログから始めるにしても、将来的な事を見据え、最初からWordpressによる構築でホームページを制作される事をお勧めします。


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Facebookが飽きられLINEが支持される理由

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Facebook VS LINE

会員数が相変わらず世界的に減少傾向にあるFacebookですが、それでも最近始められた方なのでしょうか、時々知らない人からの「友人申請」があります。私はあまり積極的にやっていないので、一瞬「えっ?」と思ってしまいます。
最近友達申請がある方の特徴は、大きく2つです。1つは友達数も少なく書き込みも少ない、おそらく最近始められた方であろう人。もう1つは友達数が異常に多い方。1000人とか2000人の方もいらっしゃいます。
私は仕事柄Facebookも知っておかないといけないので、一応IDは持っておりますが積極的にやっている方ではありません。なので「友達申請」については、Facebookページ内に「過去に一度でも面識のある方」もしくは「信頼出来る方」と承認ポイントを表記しています。それでも中々そこまで見られないのでしょう、最近も申請はあります。知らない人に申請する場合は、「誰それの紹介で・・・」とか「こういう目的で」というような一言メッセージがあってしかるべきと思うのですが、いきなり申請だと100%保留にさせてもらってます。前者の方はある程度仕方ないにしても、後者はちょっと警戒してしまいます。なぜなら、Facebookの日本の利用者人口が約1383万人です。普及率は、約10.8%。10人に一人がやっている事になります。そうするとどういうことかというと、仮に1000人の友達がいる人だったら偏差とかを全く無視したら、計算上10000人の人と会っている事になります。ましてや友達数2000人ともなると20000人の人と会っているという計算になりますから、政治家クラスの方か何か腹黒い魂胆がある人だと勘ぐってしまうからです。
(※ちなみにSNSで個人が管理出来る友達の数は150人が限度という一説もあります)もちろん、中にはリアルの友人が本当に多い顔の広い方もいらっしゃると思います。しかし、友達数が異常に多い人は、おうおうにして「セキュリティ感覚の甘い人」か「何か腹黒い目的を持った人」だと思います。
何が言いたいかというと、こういう部分が本来コミュニケーションツールであるFacebookの利用者人口の減少に現れているのではないかという事です。
もちろん、ピークを過ぎ飽きたとか、良く言われるFacebook疲れというのもあるでしょう。その中には上記に書いたような何か利用してやろう的魂胆が表面に出てしまい、そこが利用者に伝わってしまうから敬遠される、そういう側面もあるのではないでしょうか。
元々コミュニティツールとして期待をしているにも関わらず、企業側の一方的なプロモーションばかりをやっているケースも同様です。
一方最近すごい勢いで伸びているLINE、こちらはクローズドの世界です。本当に仲の良い気の合う仲間が、小さなコミュニティでゆるゆるの会話を楽しむそういう世界です。LINEは、もはやSNSとは言い難いのかもしれませんが、Facebookが減少傾向にありLINEが指示されるのにはそういう理由がありそうだと感じるのです。


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SEOも大事だけどUXOはもっと大事というWEB担当者へのメッセージ

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SEOよりUXO

WEBサイトを管理されるWEB担当者さまにおいては、日々自社サイトの検索順位やコンテンツ改善に努力されている事と思います。今日は、SEOも大事だけど、やっぱりコンテンツは最重要だよという話です。
SEOとは、ご承知のように「検索エンジン最適化」(Search Engine Optimization)であり、その対策を取る事をSEO対策と言っています。
一方UXOとは、「ユーザー体験最適化」(User Experience Optimization)の頭文字です。
WEB担当者や制作者視点では、前者が検索エンジンを意識したウェブサイトを構築する事であり、後者は検索ユーザーを意識したウェブサイトを構築する事だと認識しています。タグの書き方、重要キーワードの出現率、テキストの文字量、ページ数、被リンク数等など、これらは検索エンジンを意識したSEO対策です。
一方、UXOはサイトへのアクセス解析(検索キーワード・閲覧ページ・人気記事・閲覧数等など)から
●自社商品購入者は、こういう情報を求めているはず
●競合他社にない情報を提供する
●本当は教えたくないノウハウ提供
等など、常に検索ユーザー目線にたったコンテンツ設計・制作を行う事です。
検索ユーザーがサイトを訪れ本当に役立った、目的が達成できたという成功体験は、お勧めのWEBサイトとしてSNSで拡がったり、役に立つサイトとして自然な被リンクが生まれたりします。コンテンツが優れていれば、検索ページ以外の複数ページも見られ結果的にサイト滞在時間も長くなり、検索エンジンからの評価も高くなります。
コンテンツの重要さは常日頃からお話しておりますし、時代の潮流も現在はSEOよりコンテンツです。それでもいまだにまるでSEO病にかかっているかのように、SEOを重要視されている企業がある事は残念な事です。胡散臭いSEO業者の情報に惑わされることなく、堅実なコンテンツ構築が結果としてSEOにも効いてくるものだと確信しています。
検索したユーザーが目的や課題を解決できる課題解決型WEBサイトを目指さなければなりません。ところが、一般的には自社商品やサービスの一方的な情報提供になりがちです。その商品の生まれた背景・意義、うんちく、ノウハウ等など、検索ユーザーの課題解決を想定した構築や改善が必要だと思うのです。


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福岡県中間市市議会選挙から見るネット選挙対策(仮説)

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こっちは別の選挙

ネット選挙が解禁になり参議院選挙まっただ中ですが、解禁後としては日本初の投票、福岡県中間市市議会議員選挙が7月14日一足先に行われました。
先般の市の生活保護不正受給に市の職員が関わっていた事をうけ、その行政のチェックを出来なかった責任を理由に市議会が自ら解散した事による選挙でした。この事はニュースでも報道されていますから今回は省略しますが、ネット解禁後その影響がどう出たかという視点と今後のネット選挙対策の仮説として、選挙結果から見出してみたいと思います。
まず、選挙結果の詳細データはまだ終ったばかりで公開されていませんが、現時点で判るデータを整理してみます。
・有権者数(登録名簿者数)=36911人
・投票率=48.64% ※過去最低を更新
・当選者の最低得票=524票 ※トップ当選1582票
・19議席に対して21人が立候補
・21立候補者のうちネットを利用しなかった候補14人
・ネットを使った候補者7名全員当選
これらから見えてくるもの
①いくらネット選挙解禁と言っても日本の若者(20代・30代)は、政治に関心が薄いのではないか?
投票率の48.64%は、過去最低という事で悪いのは悪いですが、これは単に若者のせいにしていいものかどうか?高齢化の影響で20代の割合は少ないはず、そうすると全体に及ぼす影響も小さいはず。投票率に及ぼす影響は若者だけとは限らないと思います。ただ一般論として、若者の政治に対する関心は欧米特に米国と比較すると薄いのは事実だと思います。この事の改善は、ネット選挙解禁だからと言ってすぐに効果が現れるものではないと感じています。
②高齢化率の高いローカルでは、まだネットより従来手法が効果的!?
ネットを全く活用しなかった候補者14名の主な理由は、効果が薄い、準備の時間が無かったです。効果が薄いというのは、おそらく高齢化率(総人口における65歳以上の人口占有率)です。福岡県の高齢化率は、約22%で中間市の31%は、福岡県の中でも30%以上の自治体9に含まれています。この事が選挙手法においても、ネットを活用した方法より従来の方法が良いと思われた理由でしょう。準備時間が無かったというのは、候補者も比較的年齢が高い方が多く日頃からネットを使う習慣が無かったという事でしょう。こちらでも書いたように、ネット対策は早くからやるべきです。泥縄では有権者に見透かされてしまいますから。その点で、普段ネット活用していない候補者が、準備の無い中でそれを活用しなかったのは賢明な判断だったかもしれません。
③それでもネット活用は有効的・効率的手法!
それでもネットを使った候補者全員が当選してるデータは、見逃せないデータです。個人的には、国政選挙より地方選挙の方がネット選挙対策効果が出やすいと思います。(特にFacebook・Twitter等SNS)なぜなら、選挙区が狭い方が今回の当選者の最低獲得票524票が示すように必要票数が少なくなり、フォローワー等の占める割合が大きくなるからです。500票程度であればSNSを使い楽に集められる票数かもしれません。おそらく今後ローカル選挙では、ネットを有効活用しお金をほとんどかけることなく当選する候補者が出てくると思われます。また、日ごろからネットを使う若い議員が票を伸ばす事も間違いないと思います。
④懸念された誹謗中傷は日本では出にくいのではないか
ネット選挙解禁まえに懸念されたのが誹謗中傷でした。しかし、今の所目立った問題は起きていません。今後どうなるのかは判りませんが、個人的には道徳心の高い日本では出にくいのではなかと感じています。


ネット選挙解禁といっても浸透はこれからでまだ先なのかもしれません。でも選挙手法として有効・効率的やり方である事は間違いありません。そしてそれはいち早く取り組めば取り組む程、効果が早く現れ出すものだと確信しています。
※地方の議員・候補者の皆さん、ネット選挙対策ご相談下さい。皆さんのホームページ・SNSをネット選挙仕様にチューニングしてみせます。


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WEBサイト制作にパッケージ型テンプレートをお勧めしない理由

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WordPressの人気と評価が高まるなかで、かつていかがわしいSEO対策や情報商材・アフィリエイトなどをやられていた方々が、WordPressがSEOに優れているという事に注目し(というか、それまでFC2やアメブロをさかんに勧めていたのに、やっとWordPressのすごさに気付き)、WordPressのパッケージ型ツールを商品として販売しているようですね。
先日、当社の「ホームページ無料診断」をご利用頂いたクライアントさんのホームページが、まさにそのパッケージ商品を元に構築されたアフィリエイトサイトでした。「診断」という位ですから、そのパッケージ商品についても少し調べさせてもらいました。サイトそのものはそれなりにうまく出来ているのですが、問題はパッケージ型である為テンプレートを使っている事です。そうするとどうなるかというと、テンプレートの宿命で似たようなデザイン・同じレイアウトのサイトが山ほど存在する事となります。WordPressを全く知らない人でも簡単に構築できるようには作られていますから、マニュアルに従ってここにはタイトル、ここには画像といった具合につくれば、一応形としては整い、「おお・・・WordPressはすばらしい」という事になるのでしょう。しかし、我々専門にやってる者からすれば、WordPressならこの位できて当たり前、知らない人を対象にテンプレートをくっ付け当り前の機能をそのままパッケージ化してるだけの商品だと感じます。ただのものを100円で売るビジネスモデルに似ています。無料でダウンロードできるWordPressにいくつかのテンプレートの付加価値をつけ、数万円で販売するというビジネスモデルです。これはある意味、売り方がうまいという事になります。ただ私は、アフィリエイトサイトであればまだいいのでしょうが、たとえ中小企業や個人経営でもビジネスサイトとしてはあまりお勧めはしません。
企業の事業ドメインにはそれぞれ特徴があり、それを如何に同業他社と差別化を図るかに担当者は日夜努力されているわけです。パッケージ型のテンプレートでは、それに限界がありますし、そこには独自性や戦略性は生まれません。だから「あれっ?これ他にもどこかで見たな」というようなサイトが出来上がってしまうわけです。
通常、サイト構築にはワイヤーフレーム等で入念なページ構成など打合せし、どうすればその企業の目的とする事がWEB上で達成できるかプランニングに多くの時間を割きます。その上で、それにあったデザインで構築していくわけです。
当社で制作させて頂く企業様には、さらにベストな状態でサイトを運営していけるよう最低限のプラグインをチョイスしチューニング、アクセス分析・解析用ツールまで導入・設定までしてお渡ししています。パッケージ型テンプレートみたいに、「マニュアルみて作って、あとは自分でやってね」とは、訳が違うのです。
以下にパッケージ型テンプレートをお勧めしない理由をまとめてみました。
①デザイン面でのオリジナリティがなく自由度が出しづらい
②従ってブランディングの観点で劣る
③簡単に作れるという触れ込みでも、全く知識が無いとそれなりに時間が失われる
④あくまで制作面のパッケージであり、プラグイン等導入は自らしなければならない
⑤カスタマイズに限界があるので結局独自サイト構築の方が良い場合がある
⑥(全ての業者ではないでしょうが)売るだけで後々のサポートに欠ける


2016年2月13日加筆
上記記事は、テンプレートそのものを否定しているわけではありません。有料のテンプレートの中には非常に優れたものもありますし、ブログをサイトコンテンツの柱として実施する場合など、サイト運営の目的によってはそうした優れたテンプレートを使った方が効率的な場合もあります。申し上げたいのは、元々無料のwordpressそのものにたいした価値のないものを付け加えただけで数万という金額で販売しているようなケース(パッケージ型と表現しているのはその為です)があるという事です。特に情報商材系やアフィリエイト系のテンプレートが見受けられるようです。要は、テンプレートを使う目的が明確であればそのクオリティを見極めたうえで使われる分には全く問題ないと思います。


(written by スケールフリーネットワーク)

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