EC-CUBEに依る通販サイト構築事例
ネットビジネスで売上をあげるいい方法はありませんか?といった質問をよく受ける事があります。その際、いつも言ってるのは、ネットで売上を高める方法を考える前に、まずはウェブサイトの特性をよく理解する必要がありますという事です。ウェブサイトの一番の特徴は、ユーザーが「見に来る」というアクションを起こして初めて価値が生まれるメディアである事です。その分、サイトを訪れるユーザーには「情報を得たい」という積極的な意思、すなわち目的があります。ですから、訪れるユーザーの目的に応えられるコンテンツを用意しておく事が、売れるサイト作りにおける大前提になります。
では、ネットでモノを売っていくにはどうすればいいのでしょうか。情報を求める人の多くは、まずサイト検索を行いますから、ネットで売上を高める最大のポイントは、ズバリ「検索エンジンに好まれるサイト作り」を行う事です。
以下は、私が考える検索エンジン向けのサイト作り10項目です。
①1商品、1サービス、1サイトを目指す
商品が多いと、欲張ってあれもこれも載せたいのが心情です。ひとつのサイトに掲載するのは、自店にとってウリの商品で十分です。お薦めの商品をメインサイトに構築する事が検索に強いサイトへの近道だと考えます。
②テキスト(文字)中心、文頭にキーワードを配置する
通販サイトとなると、商品画像などが必然的に多くなってしまいます。そこを出来るだけ最小限に押え、文字中心のページを目指します。なぜなら、現在の検索システムの多くはテキストデータから情報を把握して表示する仕組みだからです。書き出しに重要キーワードを配置し、サイト内キーワード出現頻度が5%以上あると良いと思います。特にリスティング広告などに予算が掛けられない場合は、ページ内容で勝負する必要があります。その際、キーワードがダイレクトに入ってくるページが検索にヒットしやすいはずですから。
③SEO対策の観点から、主要キーワードでTOP10を目指す
メインとなるキーワードで検索した場合、10位内(検索1ページ目)に表示されるよう目指しましょう。複数表示されると、なお良いです。ほとんどのユーザーは、検索結果上位に欲しい情報がなければ、ワードを変えて他の検索に移ってしまいます。TOP10(検索1ページ目)に入らなければ、ほぼ見てもらえないと思って間違いないです。
④更新の頻度を多くする
できるだけ、管理・運営まで自分で行えるのがベストです。そして、毎日更新を行う事で、新しい情報を入れメンテナンスし、人の気配が感じられるサイト作りが好ましいです。その事が、ユーザーへの親近感や安心感へも繋がり、結果購入になるかもしれません。
⑤サイトオーナーの写真を表示する
通販サイトにおいては、サイトオーナーの写真を表示することで、作っている人の顔が見えると、親近感や安心感を与える事になります。YouTubeなどを活用し動画で紹介などもいいと思います。
⑥お客様の声をそのまま載せる
これは、②のテキストのやり方ではなく、出来るだけお客様のナマの声をそのまま載せる事が大切です。メールやFAXをそのまま掲載する事が重要です。実物を見せる事で、信用度と説得力が増します。
⑦被リンクを増やす
③のSEO対策の側面もあるのですが、ブログやソーシャルメディアであるFacebookやTwitterなどでリンクしてもらい拡散効果を狙います。これらの利用者はある面、強力な営業担当者となる事があります。
⑧ソーシャルメディアをフル活用し集客しましょう
SNS、ブログ、ソーシャルブックマーク等などあらゆるソーシャルメディアを使って、集客を図りましょう。これらは、コストもほとんど掛る事がありません。
⑨Q&Aページを作る
ユーザーの想定される疑問など問合せとその回答を載せる事で、取引に関する不安などを事前に取り除く事ができます。
⑩その分野の百科事典を目指す
毎日毎日コツコツと情報を追加することで、その積み重ねの結果としてその分野の百科事典を目指します。これには、情報を増やすという意味と、コンテンツを整理するという意味合いがあります。
以上が、私が考える検索エンジンに強い、売上のあがるサイト作りの10項目です。
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(written by スケールフリーネットワーク)